だが、「親米派」批判に走る人々に共通するのは、「自分が普段、食べている食料は、どこから来ているのか」ということを真面目に考えない態度であろう。食料調達の面で、米国は、現在でも、日本にとっては「気を遣わなければならない国」の筆頭である。「東アジア共同体」でイメージされている国々が、日本の食い扶持を保証してくれるのであれば、雪斎も、それを推し進めることには賛成するけれども、そもそも中国自体が今では「食料輸入国」である。韓国も、食料自給率は、50パーセントぐらいである。「自分で食えない国」同士で組んで、どうしようというのであろうか。
安倍晋三内閣期だったと思うが、日米同盟に併せて、日豪「準同盟」への動きが加速されたけれども、これは。「自分で食えない国」としての日本の立場からすれば、まことに合理的な話であったのである。
安倍晋三内閣期だったと思うが、日米同盟に併せて、日豪「準同盟」への動きが加速されたけれども、これは。「自分で食えない国」としての日本の立場からすれば、まことに合理的な話であったのである。